会話が減る仕組み
妊娠中は、生活のリズムがずれます。早く眠くなる、体調で予定が変わる、外食や外出が減る。以前は自然にあった会話の場面が、気づかないうちに消えています。
そのうえで、話題のほうも偏ります。健診の結果、出産の準備、名前、部屋の用意。事務的な話ばかりになり、気持ちの話をする場面がなくなります。
この2つが重なると、仲が悪くなったわけでもないのに距離を感じる、という状態になります。原因を性のことに求めると、実際の原因を見落とします。
話す時間を作る
「今度ゆっくり話そう」は、たいてい来ません。決めておいてください。
- 時間を決める(週に一度、10分でよい)
- 場所を決める(寝室ではないほうがよいことが多い)
- その場で結論を出さないと決めておく
- 体調が悪い日は流す、と最初に取り決めておく
寝る前を避けるのは、そこが「求める・断る」の場面と重なりやすいからです。話し合いがその流れに乗ってしまうと、どちらの話も進みません。
夫の側にも言いにくいことがあります
妊娠中の夫の側には、こちらから見えにくい迷いがあります。どこまで触れてよいか分からない、求めることが身勝手に思える、自分だけが平常なのが後ろめたい。
これらは、聞かないと出てきません。「何か思っていることある」と聞くだけで出てくることもあります。相手が黙っているのは、内容がないからではないことが多いです。
産後を見据えて
産後は睡眠不足と育児で、話す余裕がさらに減ります。妊娠中に話す習慣が途切れていると、産後に立て直すのは難しくなります。
今のうちに、短くてもよいので途切れさせないことのほうが、内容よりずっと効きます。
ご相談の際にお書きいただくこと
夫婦間のことについてのご相談も受け取ります。施術のご依頼でなくて構いません。フォームの「ご相談内容」に、いつ頃からどうなっているかを書いていただけると、こちらも前提を取り違えずに済みます。
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